幼年期の終わり
日付:2008/11/18
以前読んで見たい本であげたSF小説を読んでみました。私にとっては始めてのSF小説です。とてもおもしろくどんどん読み進めてしまいました。スケールが壮大で、作者がなぜこんなことを考えついたのだろうと思うようなストーリーです。また、それがいつか現実に起こりそうなことでもあるので、ちょっと怖くなりますます興味をそそられます。
オーブァーロード(最高君主)と人間が呼ぶ宇宙人がやってきたことで、世界は平和になり飢えや戦争やあらゆる犯罪がなくなります。そして科学が発展しまさに人々が充実した毎日を送る夢のような日々がやってきます。人種や国の垣根もなくなるのです。オーブァーロードは何世代かにわたって滞在しますが、その間に地球を変えていきます。しかしオーブアーロードの目的は何だったのか。地球のたどる運命は何だったのか。その結末は驚くものでした。
SFというと宇宙戦争だとかエイリアンの襲撃などを考えてしまいますが、この物語は静かに坦々と宇宙における地球と地球人の意味が描かれていました。自分たちのことを哲学的に考えてしまいます。この物語を読んでSF小説が好きになりました。
書籍情報
クラーク (著), 池田 真紀子 (翻訳)、光文社 (2007/11/8)
